カワハギ用オモリは消耗品ですが、キレイな塗装がされているものについては数百円とロストが頻発すると大変です。
それなら自作してみましょう。私自身、自作のカワハギ用ピカピカオモリ(モノアイシンカー)をamazonやフリマアプリで販売中ですが、その作り方を型取り・鋳造編、塗装編の2編に分けて紹介したいと思います。
今回は型取り編です。
流石に鋳造までは・・・という方は最下部に塗装編のリンクを載せていますので、そちらからお読みになって頂ければ良いと思います。
マスターの準備
先ず、型をとるためのマスターが必要です。お気に入りのオモリがあればそれを使えば良いです。
私のように販売をしていると著作権の侵害になるので注意です。
独自の形状を作りたい場合はエポキシパテや3Dプリンターで出力したものを使用して下さい。この時アイ金具も忘れずに。
型取り
マスターが用意出来たら、シリコーンで型取りします。少々高価ですが石膏やシリコーンコーキングと比較して圧倒的に使いやすいです。
基本的にはメタルジグと同じですので、下記を参照して頂ければと思います。
型枠は私はLEGOを使っています。粘土はダイソーの油粘土です。
モノアイシンカー(LED発光オモリ)のように穴が空いているような形状でなければ型取りは比較的簡単です。
型取りの注意点としては、金属は最後に固まる箇所が縮むということ。そのため溶けた金属の注ぎ口としてはおしり(肉厚が厚いところ)からの方が良いです。
200g級のメタルジグと比較して30号カワハギオモリは小さく型取りは比較的容易かと思います。型取りが完了したら鋳造ですが、鋳造も基本的にメタルジグと変わりません。詳しい手順は下記を参考にして頂ければと思います。
比較的球形に近い分、メタルジグより失敗は少ないはずです。
上記記事にも記載しておりますが、鋳造時には防塵マスクの着用は必須です。私は防塵マスクの他、防塵服も着用しています。
コレは鉛の粉塵、ヒュームを室内に持ち込まないようにするためです。
安全に気をつければ鉛の鋳造は比較的簡単です。また鉛は硬質鉛の方が融点が低いため扱いやすいと思います。
以上が鋳造までの手順ですが、オモリの形状にそこまでこだわりがない場合は市販のオモリを使われれば良いと思います。
また、環境への意識が高い方は鉄製のオモリが登場しているのでそちらを使われても良いと思います。鉄の方が鉛より塗装は容易かと思います。
次は塗装編です。塗装編では、人気のグローと赤金他、ホログラム系の塗装手法を紹介したいと思います。
コメント